眞鍋かをり×大沢在昌ミステリー対談
新しい活字文化を考えるフリーペーパー「本のとびら」第5号にて、眞鍋かをりさんが新宿鮫シリーズなどでおなじみのミステリー作家大沢在昌さんとミステリー小説に関する対談が4ページにわたって掲載されていました。
この対談の中では、ミステリーに関しての最近のトレンド、作家の舞台裏、作品をもっと楽しむためのヒントなどについて語られています。
私自身はミステリーなどの小説よりも、実学的なものやノンフィクション的なものを読む機会の方が多いので、ミステリー小説に対するイメージはあまり湧いていませんでした。
しかし、この対談を読んでいくうちに「ミステリー小説も面白いかも」と思わせてくれました。
特になるほどと思ったのは大沢在昌さんのこの発言でした。
ミステリーが他の小説と根本的に違う点は、読者に対して常に一定水準以上の答えを示さなければいけない点だと思います。ただ犯人が誰かということだけでなく、なぜこんな犯罪を起こしてしまったのか、あるいは、なぜこういう人間が世の中に生まれてきたのかといったところまで踏み込んでいかなければ、小説として成立していかないのです。
なお、眞鍋かをりさんも大のミステリーファンということで、眞鍋さんおすすめのミステリー小説は
どれも最近のトレンドである「社会性が強く、現代日本が抱える様々な問題を正面から捉えた作品」だそうです。
これに対して眞鍋さんはこう答えています。
昔からドラマや映画よりもワイドショーが好きだったこともあって、リアリティが強く感じられる作品の方に自然と目がいってしまいます。
この他眞鍋さんの小説の楽しみ方やミステリー小説に目覚めたきっかけなども掲載されている「本のとびら」第5号はこちらの大手書店で配布中です。
配布店舗は都内近郊のお店が多いようですが、チェーン展開している書店もありますので、探してみてください。
ちなみに私は文教堂渋谷店で入手しました。
ご覧いただきありがとうございました。
今日の順位は何位でしょうか?→
と、ここまで書いていたところ、2月16日付読売新聞の朝刊15-16面にも同様の対談が掲載されているのを見つけてしまいました(滝汗)
やや編集の違いはありますが、おおよそ同じ内容ですのでお手元に持ち合わせている方はご一読ください。
また、2月11日付の毎日新聞読書欄中の「すきなもの」というコーナーで眞鍋かをりさんが好きなものを3つ紹介している模様です。
↓このことを取り上げているブログ
それによると、好きなもの3つは以下の通り
- お風呂
- お酒
- 三國志
この中で眞鍋さんは「三国志について語り合える人と結婚したいし、子供ができたら、登場人物の名前をつけたいと思っています」とも述べているそうです。
我が家は毎日新聞は購読していないので、もうちょっと詳しく知りたい気分でもあります。
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